新聞記事によると、厚労省が、教育訓練給付金制度を拡充させる方針であることがわかりました。年明けの通常国会での雇用保険法改正を目指すとのことです。
教育訓練給付金とは~
労働者や離職者が、自ら費用を負担して、厚生労働大臣が指定する教育訓練講座を受講し修了した場合、本人がその教育訓練施設に支払った経費の一部を支給する雇用保険の給付制度です。
雇用保険加入歴が3年以上あることが利用条件(初めて使う人は1年)で、現行制度では「受講料の2割を補助(期間は1年限り、上限10万円)」のところを、「受講料の4割を補助(最大3年、上限年60万円)」へ改正予定とのこと。新制度案の最大補助率は、今の18倍となる見込みです。
私が社労士試験を目指して資格学校に行っていたころは、何と8割補助でした。それが徐々に減っていきましたが、政府の「労働移動支援」の方針により少し戻ることになりました。これは良い財源の使い方だと思います。