転職しても変わらない統一番号を健康保険証に導入することとした報告書案を、厚労省の研究会がまとめたことがわかりました。

 現在は、基礎年金番号や雇用保険被保険者番号が基本的に1人1番号なのに対し、健康保険はその企業の事業所番号にぶら下がるため転職する都度変わることになっています。それを、ずっと変わらない番号にするという案です。これにより、保険者が変更したことによる診療報酬請求ミスが減らせるとのこと。

 

 また、マイナンバーの「個人番号カード」(希望者のみ発行されるICチップ入りのマイナンバーカード)を持っている人は、これを健康保険証代わりに病院等に提示すれば受診できるようにもするとのことです。 

 

・職や住所が変わっても使える統一の健康保険証番号導入を目指す

・マイナンバーとは別の番号にする

・2018年度から段階的に運用し、2020年までに本格運用を目指す

・マイナンバーの個人番号カードがある人はそれで医療機関を受診できるようにする。こちらは2018年からの導入を目指す。

 

 

 

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