本日の朝日新聞朝刊記事より

 

「パワハラ療養 有休で給与減」元社員、審判申し立て

 東京や横浜で音楽教室を運営する「EYS-STYLE」(東京)の元社員(31)が、パワハラで体調を壊し、療養のために有給休暇を取ったところ給与を減らされたとして、同社に損害賠償など約188万円を求める労働審判を東京地裁に申し立てた。

 申し立てたのは6日。申立書などによると、元社員は同社の社長から日常的に「死ね」などの暴言を受け、5月に精神疾患の疑いがあると診断された。療養で有給休暇を10日取ったところ、会社側から給与の10%減額を通告された。元社員は入社時から残業代を受けておらず、申立てではその支払いも求めた。

 同社は「担当が不在で答えられない」としている。

 

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 労働審判の申立てだけで新聞記事になるのは珍しいので驚きました。内容的にもなぜ全国紙の記事になるのか「?」。相手が大企業という訳でもなく、内容的にもパワハラの慰謝料を未払い残業代と合わせて請求するのはよくあるケースで特徴的という訳でもない。一方当事者の申立書だけで記事にする意味があるとは思えない。

 もちろん真実はどうなのかわかりませんが、こういう内容の争いが普通に記事に出る、企業にはとても受難な時代になったということでしょうか。

 

 


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