良い行動を習慣づけたい、でもなかなか続かないという時に、「他人の力を借りる」という方法があります。

例えば「毎日読書をしよう!」と決意したとします。

でも3日間は続いたけど、4日目になると仕事で帰りが遅くなり、読めなかった。

一度止めてしまうと、次の日からも何だかんだ理由をつけてやらなくなってしまいます。

そして結局元通り。こんなことがよくあります。

 

そんな時は、やったことを定期的に「他人に報告する」仕組みを作ってしまうと良いです。

「出来ませんでした」というのが恥ずかしいので、イヤでもやろうという気になるからです。

 

「自分は今日からこれをやります!」というのを宣言して紙に書き、一週間に一度、或いは1ヶ月に一度、人に報告します。

 

会社員の人だったら、上司に協力してもらうのが良いでしょう。

やる気になってる部下からそんなことを頼まれたら、嫌な気分になる上司はいないと思います。

上司の人は、定期的な報告が途絶えたら「あれはどうなってるんだ?」と聞けば良いでしょう。

 

経営者の人は、社員の育成にこの仕組みを使うことが出来ます。

社員に良い行動を習慣づけたいときに、定期的に報告させる仕組みを作るのです。

 

完全に習慣になってしまうまではこれを続けます。

(習慣とは、「それをやらないと気持ち悪くなる」くらいの状態をいいます)

 

「他人を上手に利用して、良い行動を習慣づける」

他力本願作戦といいます。

なかなか続かないことがある場合に、すごくお勧めの方法です。

ちなみに私はこの方法を使って、「毎日読書」を習慣づけることに成功しました。

是非試してみてください。