サッカーのワールドカップで日本が無事グループリーグを突破しました!

 しかし1-0で敗れたポーランド戦で、西野監督が残り10分に時間稼ぎの戦術を採ったことに賛否両論が渦巻いています。

 サッカーの監督は現場での「指揮官」。一分一秒ごとに変わる状況の中で難しい判断を迫られたと思います。会社経営の指揮官であり日々「決断」を迫られる世の経営者さんたちは、どのように見ていたのでしょうか?

 

 試合終了まで残り約10分になったところで、別会場のコロンビア-セネガル戦の経過により「このまま負けてもグループリーグ突破」という状況になりました。

 そこで「より突破の可能性が高い選択肢」としてボールを後方で回して時間を稼ぐ作戦を選択しました。

 しかしこの作戦は、「どんな結果になっても必ず批判を浴びる」選択肢です。

 勝っても「サムライらしくない!」とか「フェアプレイ精神に反する」と言われるし、セネガルが1点でも取って敗退した日には非国民扱いされかねません。

 それでも「より突破の可能性が高い選択肢」を選んだということは、西野監督は「周囲の批判を一切気にせず、自分の信念を貫いた」ということです。

これだけは事実でしょう。

 

 もう一つ驚いたのが、選手の側から監督の作戦を批判する声が今のところ出ていないことです。選手もブーイングされやりにくかっただろうし、プライドを汚されたと感じた人もいたかもしれません。しかし試合直後の数名のインタビューを聞くと「日本の皆さんにとっては見苦しかったかもしれないけど、何よりグループリーグを突破することが目標なので…」とまるで監督の気持ちを「代弁」するかのような選手が相次いでいました。これを見ると、まだ日本代表の監督に就任して2ヶ月くらいですが、選手が監督の気持ちを理解して従ってくれるほどの信頼関係が出来上がっていることが推測出来ます。西野監督がこうした信頼関係を選手との間に作ってきたこともまた事実と言えるでしょう。

 

 こうした判断に「正解」など無いと思います。何より一秒ごとに状況の変わる難しい局面で「決断」を下したことは大変なことだったと思います。

 

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