先日、最低賃金に関する地方最低賃金審議会の答申が出そろい、改定額および発効予定年月日が以下のPDFのとおり取りまとめられました。

https://www.mhlw.go.jp/content/11302000/000662334.pdf

北海道は全国平均と同じ28円上がり、889円となります。

答申された改定額は、都道府県労働局での関係労使からの異議申出に関する手続を経た上で、都道府県労働局長の決定により10月から順次発効される予定とのことですが、この額でほぼ決定されると思われます。

五輪強行の影響で感染拡大に歯止めがかからず、経営を維持し雇用を維持するだけで精一杯の企業が弊所の関与先にもたくさんあります。

そんな状況下で最低賃金を大幅に上げるのは狂気の沙汰としか思えません。

五輪もそうですが、何故収束するまで待てないのか今の政府には疑問しか感じません。