今年の最低賃金の引上げに関しては、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、大幅な引上げはされない見込みになっていましたが、本日地方最低賃金審議会の答申結果が公表されました。
それによると、40県が1円~3円の最低賃金引上げを行うことになりました。
7月22日に中央最低賃金審議会が「現行水準維持が適当」と答申した通りに引上げを行わなかったのは、7都道府県のみ。北海道はその1つで、昨年と同額の861円のままとなりました。
労働者からすると1円でも多く引き上げて欲しいところですが、コロナ禍で経済復興の見通しが全く立たない中、ギリギリの経営を続けている中小零細企業にとっては、とりあえず安心したのではないでしょうか。
全国の最低賃金答申一覧はこちら。
https://www.mhlw.go.jp/content/11302000/000537302.pdf