現在9月末までとなっている雇用調整助成金の特例措置が、延長の方向で検討されていると報道がありました。

延長期間は12月末までが軸とのこと。

雇用調整助成金は1人1日あたり8330円だった助成上限額を、新型コロナウイルス対策の特例措置により1万5千円に引き上げています。

中小企業の助成率は3分の2から最大100%に、大企業は2分の1から最大4分の3に拡大しているほか、雇用保険に加入していないパート従業員も対象にする、支給限度日数を適用しないなどの特例措置が走っています。これらの特例措置も含めて延長を検討するとしています。

誰もが先を見通せない状況が続いており、解雇せず雇用を維持してもらうためにはやむを得ないと思う一方、本当に財源が大丈夫なのかとも思います。

今後の動向に注目です。