先日、「心理的安全性」をテーマにした勉強会に参加しました。

心理的安全性というのは、心理学用語の一つで、チームのメンバー一人一人が気兼ねなく発言出来る、本来の自分を安心してさらけ出せると感じる場の雰囲気をいい、Google社が職場の労働生産性を高める方法として発表したものでもあるそうです。

日本人は責任感が強く、何かあったら自分のせいなんだと背負うことが多いと言われています。

また、周囲に対する気遣いや忖度が出来る国民性だとも言われています。

しかしそれが「言いたいことが言えない」「本来の自分を出せない」ことに繋がり、精神的に追い込まれてメンタルをやられたりすることがある。

(うつ病や自殺による日本の経済的損失額は年間2.7兆円という試算もあるそうです!)

間違いを許される、助けを求めても大丈夫な職場の雰囲気にすることで、メンタル不調に伴う職場の経済損失を防ぐだけでなく、労働生産性も上がる。それが心理的安全性をベースにした職場作りということでした。

そのためには、「自分の弱さを見せ合える」雰囲気作りが大事かと思います。

でも「自分の弱さを見せる」って、なかなか難しいですよね。

先日、ニュースで、日本の「管理職」の死亡率がヨーロッパの1.5倍にも上るとやっていました。

管理職の人って、部下に対する距離感の取り方に苦労してる人が多いと思うのです。

管理職だって人間なのだから、知らないこともあるし間違いもある。でも部下に対してはある程度「上下関係」を保っておかないと、弱さを見せすぎるとなあなあの関係になり言うこと聞かなくなってしまう。パワハラまで行っては勿論ダメですが、ある程度は引っ張っていかないと組織が成り立たないと思うのです。

家に帰ってきたら帰ってきたで、今度は一家の主としての存在を求められる。「逃げ場」が無いんですよね。

(そもそも管理職になりたくてなった訳ではない人も多いというデータもある)

思うに、特に中小企業のように「同期の人」が少ない会社の場合、管理職にとっての逃げ場って「対経営者」しかないんじゃないかと思うのです。

管理職はそもそも経営者ではないので、経営者と同等の強さを求めるのは無理があるような気がするんですね。

管理職が経営者に対してだけは本音を出せるようにすれば、経営者にとっても管理職の本当の気持ちがわかって、今何に困ってるのか、悩んでるのか、職場のことがよく見えるようにもなると思います。

じゃあ今度は経営者にとっての逃げ場はどこなのか…。それも考えなければいけないですね笑。

 

 

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