365日連続勤務と長時間労働によってうつ病を発症して自殺未遂にまで追いつめられたとして、神奈川県在住の30代男性とその妻が、勤務先の印刷関連企業と社長に損害賠償など約1154万円を求めて提訴したというニュースがありました。
長時間労働でひどい例はたくさん見てきましたが、さすがに365日連続勤務は初めて聞きました。しかも残業代が出ていなかったとのこと。10人ほどの小さな会社だというので、これまでは訴えられたりしたことなかったのかもしれないですね。
社長に言わせると「俺だって365日休みなしだ、残業代などない」なのかもしれません。しかし自分でやりたいことをやっての労働と、人に指揮されての労働では、疲れやストレスの度合いが全然違います。会社員の経験がある社長ならその違いはわかるはずです。
私も両方の経験があります。はっきり言って会社員時代より、事業主の今の方が労働時間は長いです。休みも少ない。でも疲れは少ないですね。人を雇う立場になったら「社長と労働者は全く違う人種だ」と認識して接しなければならないと思います(いろんな意味で)。
あと、こういう事件が起きると、労働者の人はなぜもっと早く逃げなかったのかといつも思います。そうは言っても働き先がないとか、そんなことを考える余裕がないほど追い詰められていたという理由なんじゃないでしょうか。でもおかしくなるよりもっと前に辞めないとダメ。働き先がないと言っても、我慢して精神病になったらもっと働き先が見つかりにくくなってしまいますよ。
こういう事件があると「やっぱり零細企業はブラックだ」と言われるのも嫌です。ここの社長が特殊なのであって、ちゃんとしている会社だってたくさんあります。そこはひとまとめにしないで頂きたいなと思います。
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